浮床

東京・西新宿の超高層ビル群から一歩裏手に入ったこの住宅は、狭小敷地に住宅が立ち並ぶ都会の住宅街の一角にあります。
私達はデザインするにあたり、クライアントの快適な生活のために、15坪という限られた敷地で、通風や採光を確保しつつ最大限の住居空間を確保することを最優先しました。
都市型住宅の典型的な条件をクリアするため、1階の床レベルを800mmあげて、光の入る半地下空間を設けて地下1階・地上3階の住空間を確保しました。また、建築の床および屋根を80mmという極限の薄さに抑えることで、住空間の確保のほか、建設コストの削減、そして斜線制限のクリアなど様々な問題が解決され、快適な都市型住宅を実現することができました。

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竣工2002/06
所在地東京都新宿区
建築用途専用住宅
敷地面積50.01㎡(15.12坪)
建築面積27.58㎡(8.34坪)
延床面積87.43㎡(26.44坪)※法定
構造RC+鉄骨造
階数地下1階+地上3階建
意匠設計山下保博+加藤篤/アトリエ・天工人
構造設計池田昌弘+横尾真/MIAS
施工管理松岡茂樹+上濱俊寿/ホームビルダー
写真撮影アトリエ・天工人

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